3月21・22日の2日間わたり、東京ビッグサイトで開催された『AnimeJapan 2015』の1日目のREDステージで、『デュラララ!!×２ 承』のスペジュルステージ「『デュラララ!!×２ 承』クライマックス直前イベント デュラララ!!×AnimeJapan 2015」が行われた。
ステージには、竜ヶ峰帝人役の豊永利行さん、セルティ・ストゥルルソン役の沢城みゆきさん、紀田正臣役の宮野真守さん、折原臨也役・神谷浩史さん、平和島静雄役・小野大輔さん、岸谷新羅役・福山 潤さんが登壇し、クライマックスに向けてのトークを繰り広げた。
初めに舞台上に現れた、MCの豊永さんが、他のキャストを呼び込んだところからステージはスタート。シリーズ第1期の『デュラララ!!』から５年ということで、当時を振り返る福山さんは、5年を経た今シーズンの収録スタジオでのキャスト同士で、健康面の心配をする会話が増えていることをあげ、会場の笑いを誘った。また、福山さんは『デュラララ!!×２ 承』から登場する粟楠会の「本物感がたまらない」と述べると、豊永さんも賛同。小野さんは「同じく粟楠のところでも茜ちゃんが気になります。彼女を騙すなんて、本当に臨也はクズだと思いました」と臨也を非難すると、神谷さんは「弁解のしようがない！」と潔く頭を下げる一幕も。
続いて、5月30日（土）から劇場上映が開始される第4.5話「私の心は鍋模様」に関するトーク。豊永さんが歌う今作のエンディングテーマ『リフレクション』について触れられると、宮野さんから「さわりだけでも！」と頼まれたが豊永さんは全力で拒否。すると、何故かふられた小野さんが、聴いたことのない「リフレクション」を勘で歌い、会場を沸かせた。
ここで、今まで公開されていたキービジュアルとは違うバージョンの、臨也のみの裏キービジュアルが初公開。一人で足を組んで鍋の前に座る、臨也のシュールな姿に、場内からは笑いがあがった。一方の宮野さんは正臣が話題にも上がらないことに対して「正臣は！？」と狼狽し、神谷さんに慰められた。
続いて、第4.5話「私の心は鍋模様」にちなんで行われた“豪華鍋争奪！ AnimeJapan de デュララライティング!!”が行われた。このコーナーでは第4.5話のキャッチフレーズ「これは、狭間の物語。過去から繋がる、物語。」に代わる、魅力的なキャッチフレーズを考えるというもので、優勝者には豪華賞品が用意されていた。
福山さんの考えたキャッチフレーズは、「これは、独りぼっちの物語。因果応報、自業自得の物語。」という裏キービジュアルにちなんだもの。続く、小野さんは「食う、寝る、なぐる。」と、30中盤以上にしか伝わらない、昭和のCMで使われたキャッチコピーをもじったもの。神谷さんは、福山さん同じく裏キービジュアルにちなんで「鍋を美味しく食べる方法 教えマス。」。宮野さんは「これは、皆の物語。俺が出てない、物語。」と自虐ネタを引きずり、場内は爆笑。沢城さんは「しんらっ あ～ん（ハート）～時々、リフレクション～」とセルティが新羅に対して鍋を食べさせてあげるシーンを想像させるキャッチフレーズを披露すると、新羅役の福山さんは大興奮。約2000人のファンがジャッジの結果、福山さんが優勝となり、賞品「信楽焼の土鍋」をゲットした。
楽しかったステージもあっという間に終了の時間へ。最後に、ファンに向けてメッセージが贈られた。
福山
「新羅と セルティ が仲睦まじいところが描かれていて、ぼくはずっと幸せです（笑）。セルティ はとてもかわいいですね！最後の１話１話、目を離さずにご覧ください。」
小野
「これだけ魅力的な作品を皆さんにお届けできるのが楽しみです。静雄を演じていると僕の喉を皆さん心配しますが、実は静雄を演じていて喉を壊したことはないんです。むしろあの時よりも声を張れるようになってます（笑）！ これまでよりも、さらに楽しんでいただける作品をお見せできると思いますのでよろしくお願いします！」
神谷
「これだけ多くの方にステージへ来ていただいて感謝です。前作から5年という歳月が流れていますが、キャスト・スタッフ一同野心を持っている現場です。まだまだ先がある作品だと思いますので、今後もよろしくお願いします！」
宮野
「みんなに会えない正臣のことをこれからも見守ってください！応援し続けてあげてください！必ず彼は立ち上がります！彼が輝く笑顔で皆さんの前に現れるその日まで、さようなら！(笑)」
沢城
「今回（『デュラララ!!×２ 承』ではセルティが、ともすればマスコットキャラのようになってきていますが（笑）、新羅との関係を含めて新しい一面を楽しんでいただければ幸いです。またオンエアでお会いしましょう！」
豊永
「今回司会をやらせていただきましたが、先輩方のボケやツッコミにアフレコ現場でも大変助けられています。幸せだな、と思いながら日々アフレコさせていただいてます。みなさん、これからも『デュラララ!!』を愛してくれるかな？ 僕たちもずっと愛してます！」
