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「「デュラララ!!×2 承」外伝!? 第4.5話「私の心は鍋模様」初日舞台挨拶」イベントレポート

原作10周年を記念して出版された『デュラララ!! 外伝!?』の短編エピソード『私の心は鍋模様』がOVA化されるのを記念して、そのリリースに先駆けて「デュラララ!!×2 承」外伝!? 第4.5話「私の心は鍋模様」が5月30日より劇場公開されました。公開初日には竜ヶ峰帝人役の豊永利行さん、大森貴弘監督、登壇する舞台挨拶が行われましたので、その模様をご紹介します。

第4.5話「私の心は鍋模様」初日舞台挨拶

第4.5話について聞かれた豊永さんは「常識人が好きな自分としてはトムさんいい人ですよね」と切り出し、(中学時代の)黒髪の静雄の姿に「誰?」となってしまったと話しました。また「特例はあるが基本的に臨也が嫌い」と笑わせつつ、お気に入りのシーンとして「臨也が鍋パーティをしようとして振り返ったら誰もいない状況」を紹介しさらに盛り上がりました。そして大森監督は「田舎の中学生と東京の中学生のギャップが面白かった。」、MCを務めた横山朱子プロデューサーからは「モブキャラに注目して観てほしい」と注目点が挙げられました。

子供時代が描かれる第4.5話にちなみ、子供時代のお話を聞くと、10才頃より役者として活動していて大人に囲まれて仕事をしていた豊永さんはちょっとマセていたため、学校で消しゴムを飛ばして遊んでいる人をみて「ガキだな」と思っていたとのこと。しかし実は「トシくんもおいでよ!」と誘ってくれるのを待っていたと振り返り「変に歪んでいて、そういう意味では帝人っぽいですね」と話しました。そして大森監督は中学生の時に多摩川で釣りをした帰り際に一斗缶でゴミを燃やしていて、別の釣り客からこれも燃やしてと渡されたゴミの中に混じっていた空き缶が爆発した、といったエピソードを紹介しました。

7月より放送を開始する『デュラララ!!×2 転』について「『転』ということで今まで構築されてきたものがめまぐるしく展開していくのかな?と思っているんですけど……」と豊永さんが監督へ話を振ると「『転』はどちらかというと掘り下げる方向で、視点もバラバラで一番群像劇らしい感じになると思います。」と話しました。

第4.5話「私の心は鍋模様」初日舞台挨拶

その他にも新キャストの発表や新しいキービジュアルの発表などが行われ、最後に大森監督から「あと1ヶ月ちょっとで『転』が始まります。スタッフも一生懸命作っておりますので、楽しみにお待ちください。よろしくお願いします。」、続いて豊永さんから「『デュラララ!! Relay』でメジャーデビューをさせて頂いて、まさかアニメのオープニングテーマも担当させていただけるとは思ってもいなかったのでプレッシャーに押しつぶされそうです。声優が歌ったというよりはアーティストとして通用するといいなという思いで作らせていただきました。当然役者としても今後の『転』、『結』に魂を込めてお芝居をしていきたいと思っています。これからも『デュラララ!!』の応援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」と会場のファンへメッセージを贈り舞台挨拶を締めくくりました。

第4.5話「私の心は鍋模様」初日舞台挨拶第4.5話「私の心は鍋模様」初日舞台挨拶