3月16日に秋葉原UDXで開催された“電撃文庫 春の祭典2014”の『電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト』ステージで、創刊10周年を迎えた『デュラララ!!』の新プロジェクトが発表されました。その中で『デュラララ!!』のテレビアニメ新シリーズ制作決定の発表も行われ、当日はゲストとして竜ヶ峰帝人役の豊永利行さん、セルティ・ストゥルルソン役の沢城みゆきさんが登壇し、会場は熱気に包まれました。
まずはPSPで発売された『デュラララ!! 3way standoff -alley-』がPS Vita版『デュラララ!! 3way standoff -alley- V』となり、発売が決定したことを発表。新規ミニゲーム3本に加え、新たな要素が追加され、可愛くゲーム性の高いものになっているとのこと。本ステージではブロックをスライドさせて消すパズルゲーム『パズデュラ!!』が紹介され、帝人やセルティの特殊技が披露されました。ゲーム好きの豊永さんは、本作の新規音声収録が早く終わったときに、現場で開発中のゲームを延々とプレイしていたとか。
さらに露西亜寿司の丁稚になって、客の注文に応える記憶系リズムゲーム『リズムで♪ペレストロイカ』の音声収録を、沢城さんは「寿司ネタを言うシュールな収録でした。」と振り返りました。また沢城さんが収録をする前に、園原杏里役の花澤香菜さんの音声を聴き「香菜ちゃんの声で「いくら、ウニ、あなご、たこ」と言うのを聞いて癒やされました(笑)」と話し、会場を笑わせました。
こちらの『デュラララ!! 3way standoff -alley- V』はイベント当日、試遊台が用意され多くの人が体験プレイをされていました。発売日は紀田正臣の誕生日、6月19日に予定されているのでお楽しみに!
ゲームの紹介後、ステージのスクリーンに映像が流され、最後に『デュラララ!!』TV新シリーズ制作決定という情報が映し出されると会場は大歓声に包まれ、豊永さんは「竜ヶ峰帝人という役は僕の芸能人生の中でターニングポイントになる役です。豊永利行という存在を知ってもらえたのも帝人君のお陰だと思っていますので、再び竜ヶ峰帝人を演じることが出来て幸せです。本当に嬉しく思っています。」とキャラクターへの思いと新シリーズ決定の喜びをコメント。沢城さんも嬉しさのあまり「バンザーイ!バンザーイ!よろしくお願いします!」と両手を挙げて喜びを表現しました。
続けて第1期のそれぞれのキャラクターのラストシーンが映像で紹介され、その映像を観た2人は「5年位前でしょ?恥ずかしい!」と照れる姿も見られました。新シリーズについて沢城さんは「セルティはラブラブしているシーンに突入していくのではないかしら?お家でお料理を作ったり、、、エプロンも一回は着けそうな気もするけどどうでしょう?」と予想をしてみたり「旅に出た人たちは戻ってくるのか?」などトークに華を咲かせました。
最後に豊永さんは「新シリーズということで私も非常にワクワクしています。原作小説のどこまでが描かれるのか、私も知らないことばかりなので皆さんも楽しみにしていただけたらと思います。皆様の念願、僕の念願が叶いました!ありがとうございました。」、そして沢城さんも「このような形でまたTVアニメがやれるとは思いませんでした。ファンの方ひとりひとりの力があってこそだと本当に思っています。10周年を一緒に楽しむことを楽しみにしています。引き続きよろしくお願いします。ありがとう!」とファンへ期待と感謝のメッセージを送り『デュラララ!!10周年プロジェクト』のコーナーを締めくくりました。
なお展示会場では電撃文庫と森永ダースのコラボ第3弾として、森永ダース約8,000個を使用した臨也&静雄のピクセルアートが展示され、今回のステージイベントを観覧したお客さんには臨也&静雄のメッセージ入りダースが配布されました。