STORY

花に嵐

#18

脚本
吉永亜矢
絵コンテ
寺東克己
演出
犬川犬夫
作画監督
鴨居知世・粟井重紀
彼はルリを愛していた。彼がストーカーと化し、彼女の心を破壊したいと願うほど強く愛したきっかけ。ルリが独り抱きつづけた苦悩、そして殺人鬼“ハリウッド”が誕生した理由が明かされる。それは、あまりにも忌まわしき過去の記憶だった――。一方、池袋の街へ帰る決意をした正臣は、ケジメをつけるため、ある人物の前に立つ。

「花に嵐(はなにあらし)」

よいことには往々にして邪魔が入りやすいことのたとえ。(出典:ことわざ辞典)

『まさに先日の新羅だな』
「酷いなぁ、セルティ。僕は君への愛を伝えたかっただけなのに」
『時と場合を選べといつも言ってるだろう』